スキルアップという幻想
スキルアップなんて考えるだけ無駄
自分はエンジニアなので、就職した直後からスキルアップというものを意識してきた。
どんなスキルをつけよう?どんなキャリアを積もう?マネジメントかスペシャリストか?
まだ働き始めて1年しか経ってないためあくまで個人の感想だが、そんな事考えても無駄という結論に達した。
理由1:トレンドの移り変わりが激しい
ITの分野は日進月歩だからひとつの技術を習得したとしても数年で陳腐化してしまう。
そうなるとまた新しい技術を習得するしかないが、それもまた数年で陳腐化する。
どんなスキルを身に着けたとしても、それはたいした武器にはならない。
理由2:ソフトスキルのほうが重視される
ネット上に氾濫するエンジニアの求人を漁ってみると、「3年の構築経験」とか「なにかしらのアプリケーションの開発経験」とかのざっくりした求人要件が多くて、言語や使用フレームワークとか細かなことまでは記載されてない。
転職活動で重視されるのは地頭の良さとかコミュニケーション力とかのソフトスキルだと思う。
地頭が良ければ現場で使われてる技術をすぐに習得できるし、社内で連携をとるためにはコミュニケーション力が重要。
これらは要するにその人が人生の中で鍛えてきたヒューマンスキルであって、前の現場で習得したスキルではない。
結論:エンジニアはヒューマンスキルを上げよう!
自分自身IT企業で働いてて思うのだが、エンジニアはコミュ力が著しく低い人が多い。
いわゆるオタクがそのまま大人になったような、パソコン大好き系の人が多い。
そのなかにいると最低限の自分の考えを表現できる人はとても重宝される。
会議で冗談を言って笑いをとれる人なんかは最高に評価される。
技術的なことは時間をかけて勉強すればある程度のところまでは誰でも行けるが、ことコミュニケーション力にいたってはそうでもない。
もし人付き合いが苦手でコミュ力に自信のないエンジニアがいるとしたら、人との会話を練習しよう。技術の勉強よりも仕事の役に立つし転職も不自由しなくなる。