鏡の森

地獄を生き延びたワケありエンジニアによる手記

人を攻撃する人の心理と自己肯定感

人の欠点を見つけてはそこを攻撃してくる人がいる。

そういう人の心理について考えたい。

 

おそらくそういう人は自分に自信がないんだと思う。

怯えてるからこそ、人を攻撃して自分が上に立たないと自分を保つことができないんだろうな。

 

犬の話だけど、チワワとかの小型犬はよく吠える。

逆に大型犬はめったに吠えない。

 

動物は喧嘩になったときには体格の大きさ(=フィジカルの強さ)で勝敗が決まる。

大型犬が吠えない理由は、つまり余裕があるからなんだ。

喧嘩になったとしてもかならず勝つ自信があるから、だから吠えて威嚇する必要がないんだ。

 

これを人間に当てはめるとどうなるか。

人間は文明的な生き物だから、フィジカルの強さで勝敗が決まるわけではない。

かといって、例えば年収とか学歴とか見た目で勝敗が決まるのだろうか。

 

何を持って評価するかは色々な考え方があると思う。

喧嘩の強さが基準だという人がいれば、学歴だという人もいるし、年収だという人もいる。

 

ここで冒頭に立ち返りたい。

人を攻撃する人の心理について。

そういう人は自分に自信がない。

 

おそらくその人の中に何かしらの評価基準があって、それに照らし合わせて考えた結果、自分を低く評価したのだろう。

だからこそ、人の欠点を見つけてはそれを攻撃するようなことをする。

 

つまり、その攻撃の矢は人に向けられてると同時に、自分自身にも向いてるのだ。

 

人を攻撃する人は、同時に自分自身も攻撃しているのだ。

 

…これでは誰も幸せにならないね。

 

人を評価することよりも、欠点を見つけてそこを攻撃することが問題なんだろうな。

 

どちらかというと、長所をみつけてそこを褒められる人のほうが幸福度は高そうだ。

そういう人は他人を褒められるし自分自身を褒めることができる。

 

人が幸せに生きるためには自己肯定感が必要だ。

 

もし親にも恋人にも友達にも恵まれない人がいたとしても、自分で自分のことを認めてやりさえすれば自己肯定感は育まれる。

もしそれができなければ、色んな人にあってみよう。もしくはネットで自分と似た境遇の人を探そう。

 

この世界には色んな人がいて、あらゆる価値観が存在する。

かならずあなたを受け入れてくれる場所があるわけだから、どうか自分を否定せずに、ポジティブに生きられる場所を見つけよう。

 

それがあなたを救ってくれる。