鏡の森

地獄を生き延びたワケありエンジニアによる手記

英語学習の基本

基本スタンス

最低限の文法を頭にいれてからひたすら文章を読んだりYouTubeを見たりして英語そのものに慣れていく。

学校の勉強みたいな座学ではなく、実践によってひたすら慣れていくのが正しい学習法。

TOEICみたいなペーパーテストの点数を上げたいなら参考書を読んだり単語帳を使ったりする勉強法をしたほうが効率はいいけど、活きた英語を習得したいなら「習うより慣れろ」が正解。

 

文法

最低限でOK。中学校で習う範囲のことがあたまに入ってればいい。

項目でいうと仮定文(IF)とか関係代名詞(THAT,WHICH)あたりの使い方がざっくりわかれば十分。

日常会話でそこまで複雑な文章を使うことはあまりない。

すこしでも話せるようになればあとからいくらでも応用できる。

 

多読

英文をひたすら読むことで英語に慣れていく。

「ペンギンリーダー」というシリーズが出版されてる。高校や大学で読んでた人もいると思う。

https://www.amazon.co.jp/Penguin-Readers-Level-AUDREY-HEPBURN/dp/1405876980

海外の有名な作品を読みやすくしたもので、英文の複雑さでレベル分けがされている。

「1ページのなかにある単語の70%は意味がわかるが残りの30%はわからない」のが適切なレベル。

読んでいくことでだんだん意味がわかってくるようになる。物足りなくなった段階で次のレベルに移行する。

これを繰り返すと自然と語彙力・読解力が身につく。

ポイントは「辞書を使わない」こと。わからない単語があってもそのまま読みすすめる。

わかる部分から推測してなんとなくの意味が取れればよい。

何度も繰り返せば自然とその単語の意味がわかるようになる。

辞書に載ってる説明を読んだだけではその単語の観念的な(言葉ではうまく表現できないような)意味までは把握できないので、ネイティブスピーカーらしい単語の用法を身につけるには上記のやりかたがベスト。

 

 

YouTube

YouTubeではネイティブスピーカーがひとり語りする動画を無料で見ることができる。

口の動きや表情でいみを把握しやすいのでただ音声を聞くだけのPodcastよりも初心者に向いてそう。

おすすめをあげとく。

www.youtube.com

www.youtube.com

上の2つのチャンネルはどちらもアメリカ英語で、しかも話してる人の発音がきれいで聞きやすい。

実際に人と会話するときには人によって訛りがあったりするのでなかなかうまくいかないことが多い。

なのでできるだけいろんな発音に慣れたほうがいいのだが、それは初心者がやることではないのでまずはきれいな発音に慣れよう。

ちなみに、聞き流してるだけだと意味がない。できるだけ能動的に意味を理解するように集中して聴くべき。

 

ニュースサイト

ニュースで使われる単語は専門的なものが多くて英語学習には向かないが、有名な海外のニュースサイトを上げておく。

英語の勉強だけではなく情報収集にもなるから効率的かもしれない。

その場合には自分の興味のある分野や仕事に関係する分野の記事を読むといい。

慣れ親しんだ日本語の単語が英語だとどうなってるかがわかって勉強になる。

edition.cnn.com

www.bbc.com

 

国によって英語は別の言語

ここからの話は日本ではあまり教えてもらえない話。

アメリカとイギリス、オーストラリアでは発音に違いがあるので、英語学習の際にはまずどの英語を学習するのかを先に決めたほうがいい。

発音だけではなく単語自体がまったく違う。イギリス英語が聞き取れないアメリカ人もいるぐらいなので、それぞれの英語はまったく別物だと理解すべき。

本の学校教育ではイギリス人とアメリカ人のALTが一つのクラスで交互に教えてることがある。

これは学校側もアメリカ英語とイギリス英語の違いを理解できてないことが問題。

この状態で英語を習ってもイギリス英語とアメリカ英語がごっちゃになってどちらも身につかない。

 

とりあえず思いつくことを書き出してみた。

そのうちまた追加していく予定。